心機一転、離婚時だったりママの仕事が変わる時期などに、引っ越しを考えたことはあるけれど、子どもへの影響を考えるとそう簡単にできることではないですよね。
離婚をしただけでも寂しい思いをしている我が子にさらに寂しい思いをさせるなんて・・・。
転校先にはもう仲良しグループができており、なじめなかったら?
仲の良い友達と離れることの悪影響は?
環境の変化によるストレスは?
引っ越し先の環境や治安は?
・・・と、私あだ子もとても悩んだ経験があります。
我が家は、長女が小学校2年生の終わりに転校したのですが、結論から申し上げますと、ある程度引っ越し先のリサーチは行えば、そこまで心配しなくても大丈夫だと言えます。
今回は、私が個人的に行って良かった引っ越し先のリサーチ方法や、引っ越したことのよる子どもの影響や、良かった事についてお伝えしていこうと思います。
目次
転校させるにあたり悩んだこと
転校するかどうかで悩んでいた理由として、
- 長女は人見知りなところがあり、自分から友達を作れるタイプではない。
- 環境の変化に弱い。
- 幼稚園からのメンバーと共に小学校に上がっていたので知らない顔ばかりだとストレスになるのではないか。
- 2年生の終わりという中途半端な時期であること。
- 当時通っていた小学校は、新築の小学校で、とても綺麗で設備も良く、小中一貫校なので、長く姉妹一緒に通えるが、転校先はそうではない。
というところでした。
決断できた理由
まず前提として、離婚した際にしばらく田舎の親戚に預けていた愛犬を引き取るためにペットOKのマンションに引っ越すことは、校区内、外限らず、どちらにせよ考えていました。
1. 近くには良い物件がなかった
それまで住んでいたのが、大阪市の中でも日本橋、難波のあたりだったのですが、学区内ではファミリー向けのマンション自体が少なく、あっても高かったということもあります。
校区の選択制が導入されても、子どもの足で通える範囲を考えると、そう離れるわけにもいかず、安い所は極端に治安が悪くなりました。
2. 新しい生活の拠点となる町のほうが、子育て環境が良かった
それならば、思い切って私の看護学校の近くに引っ越した方が、物件が多く安いということと、子育て環境も今よりよくなること、ついでに私の通学時間が短縮できるので、お迎えの時間も少し早くなるということも大きなポイントでした。
今では、自転車で通学しているので、健康増進と電車賃節約にもなっています。
それから、当時住んでいた難波、日本橋は、大人にとっては、とても便利な街なのですが、小学校の通学路にでかでかとTENGAの広告があるような街なので…(笑)
子どもの遊び場所も少なく、もうちょっと落ち着いた、緑の多い街に引っ越したいとはずっと考えていました。
3. 学区に縛られる理由がなくなった
最終的に決め手となった一番の理由は、長女が軽いイジメに合い、登校拒否を起こしていたことと、同じ幼稚園から小学校に上がったメンバーも続々と引っ越していったことで、この学区に縛られる理由がなくなった事でした。
そのタイミングで良い物件が見つかり、即引っ越し、転校、保育園探しを始め、無事に引っ越すことができました。
転校先の選び方とリサーチ
あだ子の個人的な条件ですが…。
- 緑が多く公園が近い。
- 小学校まで近い。
- 治安が良い下町。(いくら治安がよくても周りがセレブばかりだと子どもにも格差ができてしまう。)
- 制度の問題から大阪市内である。
- 災害時に浸水の心配がない。(ハザードマップを見ながら町選びをしました。)
治安面は、○○市(区)が良いよ、と聞いていても、実際1本通りが違うだけで、雰囲気ががらりと変わったりするものです。
あと、治安いこだわりすぎて見落としがちなのが、治安の良い町でも、暗くて人っ気のない通りより、治安そこそこでも人の目に付く場所にしたほうが、被害にはあいにくいということで、通学路はチェックしておきました。
引っ越したい街をいくつか考えたら、実際に街を探索に行き、
と、地元の方に訪ねて回りました。
と教えてもらえたりできるので、引っ越す町自体が決まっていても、聞いていて損はないと思います。
実際あだ子が行ったリサーチは
- 地元の方から情報収集。
- 小学校と、進学先の中学校まで見学に行き、地元の子ども達の雰囲気も見に行く。
- 公園に、娘達とも出掛け、周りの親子の雰囲気を見たり、実際に話を伺って情報収集をする。
- 直接小学校の見学に行き、先生に直接心配している内容を伝えて、子ども達の様子も教えて頂く。
最終的に、安心して決心することができました。
できるところまで、心配を最小限にしていくという作業は、何事にでも共通することかもしれませんね。
物件探し
因みに・・・あまり声を大にしては言いにくいのですが…。
ネットで物件情報を見て、実際に問い合わせて行ってみても、おとり物件の場合が多く、結局違う物件を勧められるということが何度かありました。
限られた時間をやりくりして行ってるのに、無駄足にされてしまうことにモヤモヤしていたのですが、今回長期にわたりお世話になった不動産屋さんいわく、ネット情報でも唯一スーモはおとりが少ないということを教えてくださいました。
あだ子の今のマンションも、スーモに載っていたものを逆持ち込みした物件でした。
マンションのオーナーさんが、不動産専用サイトではなく、スーモだけに載せていたそうです。
小学校の途中から引っ越してみて思う事
小学校の途中から引っ越すことは、親子共に思い切りがいりますよね。
長女の幼稚園年中の頃に、離婚して引っ越した時にも学区問題では悩み、結局皆と同じ校区内に引っ越しました。
転校先では、もう仲良しグループができていてなじめない…なんてネット情報を見て心配もしましたが、それに関しては、4クラスある学校だったので、もともと1年生から同じ学校に通っている子同士でも、同じクラスになったことがないというパターンもあるようで、心配しすぎなくて大丈夫でした。
長女は、現在楽しく学校に通っており、結果的に引っ越して本当に良かったです。
前の学校で仲の良かった子(その子も引っ越した)とも、たまにメールをしたり、あつ森のオンラインで遊んでいるようで、特別寂しいという言葉は聞いていないです。
なので、仲の良い友達がいる場合はそこだけでも切れないように、手を打ってあげると良いかもしれません。
次女は保育園を2園と幼稚園に通いました
今回引っ越すにあたり、次女は人懐こく、すぐに友達ができるタイプだったので心配していませんでした。
思った通り、次女も新しい保育園には楽しく通わせて頂きました。
新園で、次女の学年は1期生だったので、学年全員でたったの5名でしたが、小学校入学は全員バラバラになってしまい、結果としてノーマークだった次女の方に寂しい思いをさせてしまいました。
保育園卒業後に引っ越しをしなくても、このようなパターンもあるという事もわかりました。
コロナの影響で、保育園の参観、イベントがなく、親同士の関りがなかったのもありましたが、卒入式あたりは、実習が始まって間もなく、私の余裕のなさから気が回らなかったのですが、ママ同士で連絡先交換をしておくべきだったと反省しています。
まとめ
- 仲良しグループに入れないなどは小学生のうちはそこまでない。
- 学区のリサーチ、治安は、公園などに実際に遊びに行き、地域の親子や地元の方、小学校の先生から情報収集して、親子ともに安心材料を増やしておく。
- 子どもの順応力は思っているより高い。
- 子どもが小さな場合は親同士が繋がっておくなどの対応をする。