皆さんは、もう歳だから、もうママだから、自分には向いてないから、と決めつけて諦めていることはありませんか?
今回は、私が若い頃は苦手だと決めつけていたことを、アラフォーの今、何故チャレンジするのかと、チャレンジ後の心の変化をお伝えしたいと思います。
「自分には無理だ」と決めつけている事ほど、案外やってみた後は、何故無理だと決め付けていたんだろう・・・と、見える世界が全然違うものになっているという体験を、是非皆さんにも体験して頂けたら嬉しいです。
なぜ30代の「今」ダンスを始めたのか?
![](https://singlemother-adakonobrog.com/wp-content/uploads/2021/09/名称未設定のデザイン-5.png)
実を言いますと、私はダンスに苦手意識がりました。
というか、ダンスをしている人のノリが若干苦手だったのです。ごめんなさい(笑)
ですが、あんなに踊れたら気持ちいいだろうなぁという憧れはずっとありました。
しかし、中学の時は「もう中学生だし、小さい頃からしていた人には敵わないな」と思い、10代後半には「もうこの歳から始めるのは遅い」と考えて、社会人の頃には、もうすっかり、「私には縁のない世界」だと決めつけてしまっていました。
でも、今振り返ってみると、「いや、10代も20代も十分若いではないか。」と思います。
ということは、逆に10年後の自分は、今の自分を振り返って「まだまだ若いじゃないか。」と突っ込みを入れてるのではなかろうかという事に気付きました。
そして、このままの考えでは、一生何もできないままだということにも気づきました。
その時、頭の中で、「あだ子よ、そのままの人生で本当に良いのか?」おばあちゃんになって体が動かなくなった時に、「何故元気なうちにチャレンジしてこなかったのだろう」と、本当に後悔しないだろうか?と問うてみました。
そして、『誰かと比べて歳を取っている』とか、『世間一般的にこの年齢はもう歳だ』とかなど、自分の人生には関係がないことであるという価値観が生まれました。
そして、自分の人生で一番若いのは、常に今なのだということに気が付きました!
今では、「若くていいね」という言葉に対しては、「あなたも私も、そこのあなたも、常に今が一番若いんですよ!」と胸を張って言えます。
いつやるか?今でしょ!!
こうして、「興味はあるけど、苦手意識があること」にはどんどんチャレンジしていくことに決めたのでした。
そして、上の子が1年生になり少し手が離れた頃、自分も何か始めたい、せっかくなら体を動かせる趣味を見つけたいなと思い、以前から興味のあったダンスを始めることにしました。
そして、恐る恐るダンス教室の門を叩いたのです。
いざ入門してみると、社会人からダンスを始めた方の多いクラスで、パリピみたいな人はおらず(すごい偏見ですね笑)、むしろ地道な練習を日々積み重ねている真面目な人たちばかりでした。
最初は慣れない事をするので、身体も頭もついて行かず、本当にできるようになる日が来るのだろうか?と、趣味を楽しむつもりが、苦行のようになる日もありました。(笑)
どのくらい酷かったかと言いますと、アメトークの、「踊りたくない芸人か?」と思うほどでした。
それからというもの、「躍りたくない芸人」を見ると他人事とは思えなくなりました(笑)
そうして3年が過ぎ、成長は緩やかですが、
だそうです!!
すぐに上達するものではないかもしれませんが、日々、アイソレーションという、身体のパーツごとに動かす練習を積み重ねて可動域を増やし、週1回のレッスンで覚えた振りを、反復練習することで身体に覚え込ませ、次のステップでは音や雰囲気に合わせて、躍り方に工夫していく・・・そんな地道な作業の積み重ねで、ちょっとずつ上達していくものだと思います。
ダンスに限らず、できなかったことができるようになる経験は、子どもの頃のワクワクする気持ちを思い出させます。
短時間でも、自分が何かに打ち込める時間を持つのは大切ですね。
とはいえ、子どもが小さくてなかなか・・という場合は、預けられる教室や一緒にレッスンに連れて行けるところもあるようです。
今はYoutubeでも、動画を上げている先生もいらっしゃるので、家にいながらでも様々な事が学べますね。
私も、ヨガと筋トレはYoutubeを見ながら、家トレを始めました。
時短術の記事も、よろしければ見てください。
忙しいママ必見!もう家事に追われない!時間とお金の作り方。
ダンスを実際にしてみて思う事
ダンスをしてみて初めて分かったことなのですが、振り付けを覚えるのに、常に短期記憶の領域の脳をフル回転しています。
振りが何となく入ってきたら、今度は身体の動かし方を考えています。
このように、ダンスは頭と身体が同時に鍛わります!
皆さんは、マインドフルネスってご存じでしょうか?
ざっくり説明すると、「今この瞬間に全集中していて、他の雑念が全くない状態」です。
まさにレッスン中はその状態です。・・というか、他の事を考える余裕などなくなります(必死!)
これは、私が初心者だからなのかもしれませんが。
結論
何を始めるにも遅いことはない。
遅いと思っていたら、一生何もできない。
何歳からでも、ダンスはできる。
年齢に関係なく、続けられるかどうかだけだと思います。
苦手意識があったけど、チャレンジしてよかったこと。
![](https://singlemother-adakonobrog.com/wp-content/uploads/2021/09/名称未設定のデザイン-6-640x360.png)
パソコン
なんとなく敬遠していたパソコンですが、わざわざ習いに行かなくても、今はちょっと調べれば使い方をとてもとても丁寧に説明して下さっている方が沢山いらっしゃいますし、テーマを購入すれば、まだ未完成ですが、このようなブログが、超初心のあだ子でもつくれました。
案外、何か目的や必要性があれば人間なんでもできるものだと思います。
あだ子の祖父は現在94歳ですが、エクセルで血圧データを管理したり、ワードで文章を作成したり、タブレットも震える手で苦戦しながらも使用しています。
そんな祖父をみていると、「年齢を言い訳にして、挑戦をやめてはいけない」ということを、しみじみ感じます。
むしろ、祖父は自分の事をお爺さんだとは思っていません(笑)
介護、看護の仕事
実を言いますと、介護職、看護職も自分には向いていないと思っていたことの一つなのです。
母が介護士なので、仕事の大変さを聞いており、私がこの業界に入ることはない、私には全く無縁の世界なのだと思って生きてきました。
そんな私がなぜこの業界に入ったのかといいますと、マザーズハローワークで検索した際に、時間、場所的に、育児と両立しやすい職場がたまたまデイサービスだった。ただそれだけの理由でした。
もし、このブログを見てくださっているママさんで、以前のあだ子と同じように「私には絶対に無理」と思うけれど、子育てと両立できるお仕事を考えておられましたら、デイサービス(通所介護)はお勧めできるかもしれません。
なぜなら、介護といいましても、通所できるくらいお元気な方が大半なので、お下のお世話もほぼありません。初介護に挑戦するにあたって、一番ハードルが低いのではないかと考えられるからです。
いざ働いてみると、自分の身内ではちょっと・・・ということが、逆に仕事となると案外平気なものですけどね。
そして、夕方には利用者さんは帰宅されるので、正社員でもお子さんのお迎えには間に合う5時くらいで、あだ子はパートだったので4時くらいには上がらせて頂いておりました。
私の場合は、それがきっかけで、看護師を目指すようになりましたから、人生まだまだ何があるかわからないと思います。
さいごに
外から見たイメージで勝手に判断していること、つまりは偏見で、物事を決めつけてしまっている事って、意外と身の回りで多発しているんじゃないかと感じています。
でも実際は、良く知らないこと=苦手なだけかもしれません。
理解が深まるにつれ、何だって大好きになる可能性を秘めていると感じています。
人間関係でもそうではないでしょうか。
なんとなくあの人は苦手かもと決めつけていたけれど、意外な一面を知って大好きになる。
いわゆるギャップ萌え?皆さんも経験があるのではないでしょうか。
そうしたことに気付いてからは、一方向からだけでなく、いろんな面から、物事や人を見るように意識しています。好き嫌いのジャッジもしなくなりました。
…おかげで勧誘にも強くなりました(笑)
それはさておき、どんなことでも、まずは実際に経験してみる、勉強してみる、つまり行動することで、いろんな面白さが発見できるのではないかと考えます。
子どもファーストで、今は我慢しなければならないことも当然あると思いますが、ママの人生をより良くすることは、より良い子育てにもつながると思います。
何事も、バランスが大切かと思います。
出産、育児、仕事、家事、離婚、本当に大変なことを身をもって経験したからこそ、同じように頑張るママの味方でありたいと思います。